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秘密のキスは蜜の味【完結】
第25章 俺の前で泣くな!

カランカラン
「いらっしゃ……あれお前…」
あれっ来てないな!
てっきりここだと思ったのに…
「…あっ鏡也君…どうだった?あれっ葉瑠ちゃんは?」
「洋子さん葉瑠…来てないの?」
「えっ?……どうしたの…今日葉瑠ちゃんと出掛けたんでしょ?」
いや…ちょっと俺に急な予定が入って…行けなくなって。
「もしかして、行かなかったの?」
「あ~」
ちょっと色々あって……何とか終わらせて電話したんだけど出ないし部屋にもいないから…
ヒロちゃんに俺の愚痴でも言ってると思ったんだけど……
「…葉瑠ちゃん今日楽しみにしてたでしょ?」
そうだけどいろいろあったんだよ!
ただ遊びに行くだけなら明日でもいいだろ……葉瑠は怒って電話を切るし…なんだよ洋子さんまで
「明日って…今日じゃなきゃ意味ないでしょ?葉瑠ちゃんの誕生日なのよ」
えっ?……誕生日?
「おい。お前まさか…葉瑠ちゃんの誕生日、知らなかったのか?」
今日、誕生日って………
そんなの聞いてね~よ……
何で俺に言わないんだよ!
洋子さんとヒロちゃんが不安そうな顔してる。
「鏡也君早く葉瑠ちゃんに電話しなさいよ」
洋子さんに言われてもう1度電話をしたんだけど…
トゥルルルルル、トゥルルルルル ─
葉瑠…出て!
トゥルルルルル──ピッ…「ダメだ出ない」
「だ、大丈夫だ。もうすぐ帰って来るだろ」
「そっそうね。大丈夫よ!」
二人とも俺に気を使ってくれてるんだろうけど─
葉瑠は行きたいとこがあるって…
特別な場所だったのか?
「いらっしゃ……あれお前…」
あれっ来てないな!
てっきりここだと思ったのに…
「…あっ鏡也君…どうだった?あれっ葉瑠ちゃんは?」
「洋子さん葉瑠…来てないの?」
「えっ?……どうしたの…今日葉瑠ちゃんと出掛けたんでしょ?」
いや…ちょっと俺に急な予定が入って…行けなくなって。
「もしかして、行かなかったの?」
「あ~」
ちょっと色々あって……何とか終わらせて電話したんだけど出ないし部屋にもいないから…
ヒロちゃんに俺の愚痴でも言ってると思ったんだけど……
「…葉瑠ちゃん今日楽しみにしてたでしょ?」
そうだけどいろいろあったんだよ!
ただ遊びに行くだけなら明日でもいいだろ……葉瑠は怒って電話を切るし…なんだよ洋子さんまで
「明日って…今日じゃなきゃ意味ないでしょ?葉瑠ちゃんの誕生日なのよ」
えっ?……誕生日?
「おい。お前まさか…葉瑠ちゃんの誕生日、知らなかったのか?」
今日、誕生日って………
そんなの聞いてね~よ……
何で俺に言わないんだよ!
洋子さんとヒロちゃんが不安そうな顔してる。
「鏡也君早く葉瑠ちゃんに電話しなさいよ」
洋子さんに言われてもう1度電話をしたんだけど…
トゥルルルルル、トゥルルルルル ─
葉瑠…出て!
トゥルルルルル──ピッ…「ダメだ出ない」
「だ、大丈夫だ。もうすぐ帰って来るだろ」
「そっそうね。大丈夫よ!」
二人とも俺に気を使ってくれてるんだろうけど─
葉瑠は行きたいとこがあるって…
特別な場所だったのか?

