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秘密のキスは蜜の味【完結】
第25章 俺の前で泣くな!

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ガチャン。
「ほらっ大丈夫か?」
おい離せ……あっドサッ!
ふぅ~
タクシーに乗って家の近くまで行ったのに、全然起きね~から…
──//
「宮下、ほらっあそこのマンションか?」
「うん」
「ここか?」
「ん~?……ここどこぉ?」おい。頼むよ~!
「はぁ、お客さ~ん!」
……仕方ない…俺のせいじゃないからな?
酔っぱらいを抱えて自分のマンションへ帰って来た。
宮下をベッドに降ろそうとするのに離さないから…腕に抱えたまま倒れ込んだ。
スヤスヤと可愛い顔して寝やがって!
こんなんじゃ襲われたって文句言えね~ぞ…
「んっ、鏡也…くっ」
ん?チッ、俺は…鏡也君じゃね~よ。
なんの夢見てんだか彼氏の名前を呼んで俺にすり寄ってくる。
はぁ~宮下…お前なぁ、人の気持ちを弄ぶな!!
お前、気づいてんだろ?
俺の気持ち……
どうせ俺が何も出来ないと思って
無防備過ぎじゃね~の。
他の誰かにこんなことしたら絶対喰われるぞ?
これじゃ彼氏も心配だろうに……
俺だって心配で眼が放せないんだから!
はぁ~
俺はいつまでこうしてたらいいんだ?
宮下は俺の腕の中でスヤスヤ眠ってる!
「鏡也くっ」ギュッ。
コイツ完全に俺のこと彼氏と間違ってんな
そんなに抱きついたら……
俺だって男だ。我慢出来なくなる。
いっそのこと宮下を俺のものにしてしまおうか…
そんな悪い考えが頭に浮かぶ…
「ハル……」ギュッ。
お前が抱きついて来るから悪いんだぞ。
ガチャン。
「ほらっ大丈夫か?」
おい離せ……あっドサッ!
ふぅ~
タクシーに乗って家の近くまで行ったのに、全然起きね~から…
──//
「宮下、ほらっあそこのマンションか?」
「うん」
「ここか?」
「ん~?……ここどこぉ?」おい。頼むよ~!
「はぁ、お客さ~ん!」
……仕方ない…俺のせいじゃないからな?
酔っぱらいを抱えて自分のマンションへ帰って来た。
宮下をベッドに降ろそうとするのに離さないから…腕に抱えたまま倒れ込んだ。
スヤスヤと可愛い顔して寝やがって!
こんなんじゃ襲われたって文句言えね~ぞ…
「んっ、鏡也…くっ」
ん?チッ、俺は…鏡也君じゃね~よ。
なんの夢見てんだか彼氏の名前を呼んで俺にすり寄ってくる。
はぁ~宮下…お前なぁ、人の気持ちを弄ぶな!!
お前、気づいてんだろ?
俺の気持ち……
どうせ俺が何も出来ないと思って
無防備過ぎじゃね~の。
他の誰かにこんなことしたら絶対喰われるぞ?
これじゃ彼氏も心配だろうに……
俺だって心配で眼が放せないんだから!
はぁ~
俺はいつまでこうしてたらいいんだ?
宮下は俺の腕の中でスヤスヤ眠ってる!
「鏡也くっ」ギュッ。
コイツ完全に俺のこと彼氏と間違ってんな
そんなに抱きついたら……
俺だって男だ。我慢出来なくなる。
いっそのこと宮下を俺のものにしてしまおうか…
そんな悪い考えが頭に浮かぶ…
「ハル……」ギュッ。
お前が抱きついて来るから悪いんだぞ。

