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秘密のキスは蜜の味【完結】
第25章 俺の前で泣くな!
****
ガチャン。
「ほらっ大丈夫か?」
おい離せ……あっドサッ!

ふぅ~
タクシーに乗って家の近くまで行ったのに、全然起きね~から…

──//
「宮下、ほらっあそこのマンションか?」
「うん」

「ここか?」
「ん~?……ここどこぉ?」おい。頼むよ~!

「はぁ、お客さ~ん!」

……仕方ない…俺のせいじゃないからな?

酔っぱらいを抱えて自分のマンションへ帰って来た。

宮下をベッドに降ろそうとするのに離さないから…腕に抱えたまま倒れ込んだ。


スヤスヤと可愛い顔して寝やがって!
こんなんじゃ襲われたって文句言えね~ぞ…



「んっ、鏡也…くっ」

ん?チッ、俺は…鏡也君じゃね~よ。
なんの夢見てんだか彼氏の名前を呼んで俺にすり寄ってくる。

はぁ~宮下…お前なぁ、人の気持ちを弄ぶな!!

お前、気づいてんだろ?
俺の気持ち……

どうせ俺が何も出来ないと思って
無防備過ぎじゃね~の。

他の誰かにこんなことしたら絶対喰われるぞ?

これじゃ彼氏も心配だろうに……
俺だって心配で眼が放せないんだから!

はぁ~
俺はいつまでこうしてたらいいんだ?

宮下は俺の腕の中でスヤスヤ眠ってる!

「鏡也くっ」ギュッ。
コイツ完全に俺のこと彼氏と間違ってんな

そんなに抱きついたら……

俺だって男だ。我慢出来なくなる。

いっそのこと宮下を俺のものにしてしまおうか…
そんな悪い考えが頭に浮かぶ…

「ハル……」ギュッ。
お前が抱きついて来るから悪いんだぞ。

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