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秘密のキスは蜜の味【完結】
第25章 俺の前で泣くな!

宮下はこの状況がわかってねぇ~だろ。
あとは二人で解決しろ!

「葉瑠迎えに来た!帰るよ」
コクン「はぃ」

宮下は眼は虚ろ、ただ言われるままに抱えられてふらふらと歩きだした。

彼氏の事もよく分かってないようだけど…
「おい。ちょっと待て」

忘れ物だ!ほらっ持ってけ。

「えっ?あっ……」
お前どうせ、何も用意してないんだろ?

彼はそれを受け取ると、俺に深々頭を下げた。
「あっそれと…もうひとつ言っときたい事が…」

まだ何かあるのかと彼は俺に振り向いた。

「君がいらないなら、コイツはいつでも俺が引き受けるから…遠慮なく連絡してくれ」

そう言って名刺を差し出した!
さて、どうする受けとるか?

一瞬俺を睨み付け名刺を奪うように引ったくると
「名刺は貰いますけど、葉瑠は絶対に渡しませんから」

これは何かあったときの保険として貰います。
そう言って玄関を出て行った!

バタン。

フッ……若いな!
勢いもいいし、悔しいけど…よく似合ってるよ。


宮下は酔ってて気が付いてなかったけど

翔太の店にいるときからずっとバイブは鳴っていた…

どうせ彼氏だろ?


宮下…心配すんな!

あんなに必死になるのは前が一番って事だよ


ただな…このまま黙って渡したんじゃ、宮下がまた泣くかも知れないから

フッ!いや俺の最後のあがきかな?
彼氏にくぎを刺しとかないと…また俺の前で泣かれでもしたら…

今度こそ止まる自信は俺にはないから!

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