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秘密のキスは蜜の味【完結】
第25章 俺の前で泣くな!

───///
アイツに呼び出されて急いで葉瑠を迎えに行った。
葉瑠はかなり酔ってて、何があったのかなんて聞ける状態じゃないからアイツの言葉を信じるしかないんだけど…
今はとにかく、ここから葉瑠を連れ出したい。
「葉瑠帰るよ」
「はぃ」
分かってんのか…俺の言葉に素直に反応する葉瑠が愛しくなって思わず抱きしめた。
高層マンションを出て、ふらふらの葉瑠を連れ漸くタクシーを捕まえた。
「…大丈夫か?」
「んっ」
葉瑠は今俺に凭れて眠ってる。
俺が悪いんだけど…アイツに頼るのはやめて
アイツは葉瑠の誕生日を知ってたんだな…
俺にも言ってほしかったよ!
いや俺が聞かなきゃいけなかったんだけど。
しかもこんなケーキまで用意して、カッコつけてんじゃね~よ。
ほんとに何もされてないか?
マンションでアイツのベッドに寝かされてるとこなんて見たら…
胸が締め付けられたように苦しくなった。
余裕な顔しやがって!
アイツやっぱり葉瑠の事を……
(君がいらないなら、コイツはいつでも俺が引き受けるから…)
冗談じゃない、絶対に渡さないから!
よそ見するなよ…葉瑠…
「キョウ…ヤク…ッン……」ん?いるよここに
葉瑠の頭を引き寄せ頬をすり寄せる…
もうすぐ家に着くよ。
もうあまり時間はないけどお祝いしよ?
「葉瑠ほらっ着いた。降りるよ」
「は~ぃ。へっ……?……」
ここにきて漸く俺を認識したのか…俺の顔を見て驚いてる。
話は部屋でゆっくりしよ。
ほらっ…おいで!
アイツに呼び出されて急いで葉瑠を迎えに行った。
葉瑠はかなり酔ってて、何があったのかなんて聞ける状態じゃないからアイツの言葉を信じるしかないんだけど…
今はとにかく、ここから葉瑠を連れ出したい。
「葉瑠帰るよ」
「はぃ」
分かってんのか…俺の言葉に素直に反応する葉瑠が愛しくなって思わず抱きしめた。
高層マンションを出て、ふらふらの葉瑠を連れ漸くタクシーを捕まえた。
「…大丈夫か?」
「んっ」
葉瑠は今俺に凭れて眠ってる。
俺が悪いんだけど…アイツに頼るのはやめて
アイツは葉瑠の誕生日を知ってたんだな…
俺にも言ってほしかったよ!
いや俺が聞かなきゃいけなかったんだけど。
しかもこんなケーキまで用意して、カッコつけてんじゃね~よ。
ほんとに何もされてないか?
マンションでアイツのベッドに寝かされてるとこなんて見たら…
胸が締め付けられたように苦しくなった。
余裕な顔しやがって!
アイツやっぱり葉瑠の事を……
(君がいらないなら、コイツはいつでも俺が引き受けるから…)
冗談じゃない、絶対に渡さないから!
よそ見するなよ…葉瑠…
「キョウ…ヤク…ッン……」ん?いるよここに
葉瑠の頭を引き寄せ頬をすり寄せる…
もうすぐ家に着くよ。
もうあまり時間はないけどお祝いしよ?
「葉瑠ほらっ着いた。降りるよ」
「は~ぃ。へっ……?……」
ここにきて漸く俺を認識したのか…俺の顔を見て驚いてる。
話は部屋でゆっくりしよ。
ほらっ…おいで!

