この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
秘密のキスは蜜の味【完結】
第25章 俺の前で泣くな!

今は、いろんな人や物に触れて勉強する時なんだから、こんな狭い所にいちゃダメなんだ!

もっと世界を視野に入れなきゃ!

君ならそれが出来るから頑張ってほしい。
じゃないと俺が真紀ちゃんに教えた事が全部無駄になる。

「………!」
真紀ちゃんはずっと俯いたままだ。
頼むから目を覚ましてくれよ!

今の君の気持ちは一時的なものだから、これから…もっといい出会いがたくさんあるはずだよ。

そのうち運命の人もきっと現れる。

「真紀ちゃん俺さぁ彼女のことが…凄い好きで堪んないんだよ。大切にしたいんだ」

だからごめんな!

気持ちは嬉しいけど俺が真紀ちゃんの事を好きになることは…絶対にない。

「鏡也…さん、グスッ」
頼むから、わかってくれ!


「ごめん…なさい。グスッ」

「わかってくれたか?」 コクン。

はぁ良かった!

それから美幸さんに連絡入れて、真紀ちゃんを家に送って…そしたらすっかり遅くなった。


──///
「葉瑠…ごめん真紀ちゃんを部屋に入れた」

タイミングを逃してずっと部屋で話してたから…
でも何もないからな!

葉瑠は不安そうな顔してたけど俺が手を延ばすと、その手を握り抱きついてきた。

葉瑠…?「……寂しくて…」うん、ごめん。

もう終わったから…大丈夫だからね。

「許してくれる?……」


コクン……葉瑠は大きく頷いてくれた。

「葉瑠?仲直りしよ、ねっ?」コクン

あ~良かった!

「葉瑠?ほんとごめんな。それと…もうひとつ」


「遅くなったけど………誕生日おめでとう」

/1073ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ