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秘密のキスは蜜の味【完結】
第1章 第1部…嘘ついちゃった

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なんとか自己紹介も終わってホッとした!

「じゃ真司と英美ちゃん…入籍おめでとう!乾杯」

「「「かんぱ~い♪♪」」」


英美ちゃんが言ってた通りみんな気さくな人達だった。

20才の大学生から32才のセールスマンまでいて年齢も仕事もバラバラだけど気が合うお友達なんだって

ま~英美ちゃん以外はみんな男ばっかだけど──

昔から少しお転婆で人見知りとかまったくしない英美ちゃんだから不思議じゃないんだけど…


みんなヒロちゃんのお店の常連さんで仲良くなったらしい─!
もちろん英美ちゃんと真司君もここで出会ったんだけどね‼

みんな次々と私の所に来て人見知りな私を笑わせてくれるの。

私が初対面だからってお姫様みたいな扱いしてくれるから調子に乗っちゃうよ……ふふっ♪


お酒も入ってフワフワして気持ちいい‼

「どう?葉瑠………みんな楽しい人達でしょ?」
「うん。そうだねみんないい人達で良かった」

もっと早く葉瑠にみんなを紹介したかったんだけど……葉瑠いつも時間に追われてたから!

なかなかね?─って英美ちゃんが…

そうだね!
ゆっくりしてる暇なかったから…ごめんね。


「あとひとり鏡也君がまだ来てないんだけど、葉瑠が見たらビックリするよ!」

「えっ? なんで?」

「それは、あとのお楽しみ!もうすぐ来るから…」

「…………?」

なんでビックリするの?
ねぇ英美ちゃん、なんで~教えてよ。

「ないしょ」え~ケチ。

もう英美ちゃんったら全然教えてくれないんだから

気になっちゃうでしょ~!

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