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秘密のキスは蜜の味【完結】
第25章 俺の前で泣くな!

俺の分の苺を今度は葉瑠の口を放り込んだ。
「ウフッ…おいひー」クスクス
指についた生クリーム…それを見せるように差し出すと今度は葉瑠が俺の指を握って…にっこりと笑った。
ゆっくりと舌を出し飴玉を転がすように俺の指を舐める葉瑠が凄くヤらしく見える…
「……葉瑠…なんか色っぽいな」
葉瑠の生温い舌がねっとりと指に絡まってなんとも変な感覚だ!
ゾワゾワと脳を刺激してくる……
そっと指を抜いて、もう1度クリーム取り指ごと葉瑠の口へ……
ゆっくりと指で咥内を搔き回し葉瑠の舌を優しく突くと俺の指に舌を絡めてくる。
頬は上気し艶かしい表情で俺の指を必死に舐める!
部屋はキャンドルの灯りだけ、指なんて舐め合ってると…妙な気分になってくる。
「はぁ~葉瑠、ヤバいな」
葉瑠の腰に手を廻すと膝立ちしながら俺に跨がってきた。
「…口の廻り凄いよ」
生クリームが溶けてベチョベチョだ!
「拭いてあげようか?…」
葉瑠は黙って俺に顔を突きだしてくる。
なんともそのエロイ表情にそそられる。
腰を引き寄せ口の回りに付いたクリームをペロリと舐めた!
「うん旨い」ウフッ…
葉瑠の反応が可愛いから…つい何度も舐めてると…
「んぅ鏡也くぅ~ん、まだ?」ん?まだだよ。
クスッ、眼をギュッと瞑って我慢してる!
「うそ~もうよくない?」クスッ
舐められるのイヤ?
顔を舐められるのは好きじゃないって……
なんで?
俺は唇を移動させ葉瑠の首筋を這わせていた。
「はぁ~。鏡也くぅんちょと…」

