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秘密のキスは蜜の味【完結】
第25章 俺の前で泣くな!

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んっ、瞼が重くて眼が開かない。
鏡也くん?どこ?
「グスッ…鏡也くっ、ヒック」
カチャ……
「……はる?…葉瑠どした…葉瑠」
「ん?あっ…」
さっきまで開かなかったのに…今、眼の前に鏡也君が見えた。
いた。良かった!「ウッ、鏡也君」どした?
ブンブン……グスッ…
泣いてる私を見て鏡也君が抱きしめてくれる。
「鏡也君が、ヒック、いないか、と思った」
夕べの事は夢なのか現実なのか分からなくなった。
もしかして鏡也君は居ないのかもって思ったら、寂しくなって涙が溢れてきた…!
「ごめんごめん…風呂入れに行ってた」
もう起きれる?シャワー行こうか。
鏡也君にシーツごと抱き上げられた。
寝室を出ると……あっ!
クスッ…「あとで一緒に片付けよ」
リビングにあるガラステーブルはいつもの位置から大分ズレた所にあってその上のお皿には食べ残しのケーキとワイン。
可愛かったアロマキャンドルは燃え尽きてるし…
床にはクッションが転がってる……
「葉瑠がここがいいって言うから……」
鏡也君が私の顔を見て笑う。
じゃ、あれは夢じゃなかったんだ─
急に夕べの事が頭に浮かんで恥ずかしくなった。
んっ…ッ。
鏡也君のシャツを掴んで胸に顔をうずめた。
「葉瑠…耳が真っ赤だよ」
わかってます。
チュッ。クスクス「かわいぃ」
「…んっ……お風呂行くぅ」
「はいはい」
───***
ジャージャージャージャージャー
もういいから……!
「なんで洗ったそばからヌルヌルしてくるんだよ」
んっ、だってぇ。
んっ、瞼が重くて眼が開かない。
鏡也くん?どこ?
「グスッ…鏡也くっ、ヒック」
カチャ……
「……はる?…葉瑠どした…葉瑠」
「ん?あっ…」
さっきまで開かなかったのに…今、眼の前に鏡也君が見えた。
いた。良かった!「ウッ、鏡也君」どした?
ブンブン……グスッ…
泣いてる私を見て鏡也君が抱きしめてくれる。
「鏡也君が、ヒック、いないか、と思った」
夕べの事は夢なのか現実なのか分からなくなった。
もしかして鏡也君は居ないのかもって思ったら、寂しくなって涙が溢れてきた…!
「ごめんごめん…風呂入れに行ってた」
もう起きれる?シャワー行こうか。
鏡也君にシーツごと抱き上げられた。
寝室を出ると……あっ!
クスッ…「あとで一緒に片付けよ」
リビングにあるガラステーブルはいつもの位置から大分ズレた所にあってその上のお皿には食べ残しのケーキとワイン。
可愛かったアロマキャンドルは燃え尽きてるし…
床にはクッションが転がってる……
「葉瑠がここがいいって言うから……」
鏡也君が私の顔を見て笑う。
じゃ、あれは夢じゃなかったんだ─
急に夕べの事が頭に浮かんで恥ずかしくなった。
んっ…ッ。
鏡也君のシャツを掴んで胸に顔をうずめた。
「葉瑠…耳が真っ赤だよ」
わかってます。
チュッ。クスクス「かわいぃ」
「…んっ……お風呂行くぅ」
「はいはい」
───***
ジャージャージャージャージャー
もういいから……!
「なんで洗ったそばからヌルヌルしてくるんだよ」
んっ、だってぇ。

