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秘密のキスは蜜の味【完結】
第26章 愛すればこそ

「どうだ売れ行きは」

「へっ?あ~全体の売上はいいと思うんですけど…物によっては全然…」

あ~やっぱり、私が仕入れた商品かな?

「今回は宮下さんも仕入れたんですってね!」
あっはい!ダメでしたか。

櫻井さんは大きなため息をついてラックから商品を1枚手に取った。

「これ…」へっ?
「こういう商品はここでは売れないわよ。もっと勉強してから仕入れた方がいいわよ」

うわぁ~意地悪な事言うな!
チラリと私を見てクスッって笑うんだもん……

「藤堂さんこれ返品しましょうか?こんな古くさいデザインじゃ……売れるわけないですよ」

あっそれは…「ダメか?俺が仕入れたんだそれ」

「え?あっいえ、えっ?藤堂さんが…」

…あっでもこっちのは凄く良いですよ!
私もこれは好きだし今日は一番売れてます。

櫻井さんったら凄く焦ってフォローしてるけど…
「そうか、これは宮下が選んだからな」

「えっ?あの、嘘っ冗談ですよね?」


「櫻井。これからここは宮下が全部見る…今後何かあったら俺じゃなくて宮下に相談しろ」

えっ?部長、私聞いてないですよ!
ほらっ櫻井さんだって露骨に顔をしかめたよ?

「気に入らないのか?櫻井」

「いえ、そうわけじゃ…でも宮下さんじゃ経験が」

やだちょっと部長。今そんなこと言わなくても…
みんなが注目してる。

「俺が宮下をマネージャーに推したんだ。もしそれが気に入らなくても櫻井には関係ない…」

それだけならまだしも─
「店長の代わりは他にもいるから心配するな」

「「「………!?…」」」

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