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秘密のキスは蜜の味【完結】
第26章 愛すればこそ

「返事は?」
「はい」よしいい子だ!

あっそれと……仕事が終わったら携帯を「はいはいマナーモード解除ね分かってるよ」

「ほんとかよ?そう言っていつもマナーなんだけど…」

そうでした。ごめんなさい!
これからは絶対気を付けます

クスッ、ウフフ

それから鏡也君は遅くても平日の何日かは私の部屋に来てくれるようになった。



ガシャン
「ただいま」
「お帰り」

「葉瑠…腹へった」

あっもう出来るよ。ちょっとだけ待ってね!

支度してるとすぐに鏡也君は除き込んでくる。

待って!

「そんないろいろ作らないでいいって言ったろ?」

作ってないよ盛り付けて温めるだけ。

「あっこら大人しくしててこぼれちゃう」
鏡也君はすぐに手を出してくる。

後ろからお腹に手を廻して髪にキスしたり、時々いきなり服に手を入れて胸を弄ったりするから何にも出来なくなっちゃうの。

ちょっと鏡也君…

なんだか前よりエッチになってない?

「イヤなの?葉瑠が待ってると思って…」

なにそれ…そんな事あるわけないでしょ?

もうっ鏡也君ったら……


ウフフ「どした?ニヤニヤして」
やだっ、私にやけてた?

「あっううん。なんでもないよ」

なんだか嬉しくって…
だって新婚さんみたいじゃない?

ただいまって帰って来てくれのが何だか嬉しいの。

そしたら鏡也君も、疲れて帰ってきたら葉瑠がお帰りって迎えてくれんのが嬉しいって言ってくれた!

その代わり帰るときは寂しいけど……

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