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秘密のキスは蜜の味【完結】
第26章 愛すればこそ

外の靴音が段々と近づいて…鏡也君もそれと同じように指を激しく動かしてくる。

クチャクチャ…クチャクチャ
あっダメ!止めて、鏡也君

そんなに激しくされたら…

コツッ…コツッ…コツッ、
ちょうど私の部屋の前を誰かが歩いてる。

ドンッ!──えっ?鏡也君が急にドアを叩いた。

ちょっと、なにするの?

靴音は部屋の外で止まったまま……大きな音がしたからきっと部屋の様子を伺ってるんだ!

「んっ……っん…んんんっっっ」
その時、鏡也君がいっそう激しく内壁を擦りだした!

グチャグチャ、グチャグチャ

ダメ!やめてったら…

手で口を必死に押さえ声を殺した。

「んっん…んっ…うんんんっ」

グチャグチャグチャ…
ダメダメ!止めて

だめイクっ…イッチャぅ!あっあっやっだめ…あ~

ビクン、ビクッン…ビクビク

下半身が激しく痙攣し身体の力が一気に抜けて鏡也君に凭れながら床に経たり込んだ!

ハァハァハァ

暫くするとまた靴音が鳴る。

コツッ、コツッ、コツ、コツ…ガチャン!
「葉瑠ぅ…危なかったね~」

ハァハァハァ……「バカっ」クスクス

4、5件向こうのヤツだな!誰か知ってる?って…知るわけないでしょ。なに考えてんの。

「ごめんごめん。でも楽しかったね」
俺明日から出張でさ…今日中に資料まとめなきゃいけないから泊まれないんだよ。


へ?そうなの…
言ってくれたら良かったのに。
ごめんね!引き止めちゃって……

クスクス「いやいいよ…出張から戻ったらこの続きしてやるから大人しく待ってるんだぞ」

そう言って、鏡也君は帰っていった!

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