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秘密のキスは蜜の味【完結】
第26章 愛すればこそ
───//
「え?いいんですか?」
「あ~お前は今日は終わり、あとは山内商事だけだからお前は本社で挨拶してるし、いいだろ」
今日の日程だと、あと一件だったんだけど部長がもう行けって…
時間が押しちゃってたから良かった!
実はもうお母さんを待たせてたから─
じゃ部長すみません、あとお願いします!
急がなきゃ。えっと駅は……
「宮下、あそこの信号を曲がって真っ直ぐだ」
おい。行けるか一人で!って心配そうに言われちゃった。
はぃすいません。アハハハ…大丈夫です。
「じゃお疲れさまでした」
あ~あ部長にまで心配されちゃった。
お母さんに電話すると慌てなくていいわよって言われたけど、でも嬉しくて…早くお母さんの顔見たいんだもん!
角を曲がる前に何となく振り返った…
「……?」やだ部長がまだ見てる。
どんだけ心配するの?
ふと…この前の鏡也君の言葉が頭に浮かんできた!
(私部長の事なんて何とも思ってないよ?)
(葉瑠はそうでもアイツは違う)
(見てれば分かるよ。気づかないのは葉瑠だけ)
はっ!やだ違う違う。
そんなわけ……ないよ。
───///
「はるぅ~」あっお母さん。
いたいた!
「お母さん元気だった?」
「元気よ。葉瑠…髪ずいぶん伸びたわね」
うん今伸ばしてるの。
ねぇお父さんは?どこにいるの、残業?
「そうなのよ。平日だからね」
葉瑠に会いたいから絶対行くって言ってたんたけど
そうなんだ。残念だけど仕事終わってからここまではさすがにね!
「たぶん後で電話が来るわよ」
「え?いいんですか?」
「あ~お前は今日は終わり、あとは山内商事だけだからお前は本社で挨拶してるし、いいだろ」
今日の日程だと、あと一件だったんだけど部長がもう行けって…
時間が押しちゃってたから良かった!
実はもうお母さんを待たせてたから─
じゃ部長すみません、あとお願いします!
急がなきゃ。えっと駅は……
「宮下、あそこの信号を曲がって真っ直ぐだ」
おい。行けるか一人で!って心配そうに言われちゃった。
はぃすいません。アハハハ…大丈夫です。
「じゃお疲れさまでした」
あ~あ部長にまで心配されちゃった。
お母さんに電話すると慌てなくていいわよって言われたけど、でも嬉しくて…早くお母さんの顔見たいんだもん!
角を曲がる前に何となく振り返った…
「……?」やだ部長がまだ見てる。
どんだけ心配するの?
ふと…この前の鏡也君の言葉が頭に浮かんできた!
(私部長の事なんて何とも思ってないよ?)
(葉瑠はそうでもアイツは違う)
(見てれば分かるよ。気づかないのは葉瑠だけ)
はっ!やだ違う違う。
そんなわけ……ないよ。
───///
「はるぅ~」あっお母さん。
いたいた!
「お母さん元気だった?」
「元気よ。葉瑠…髪ずいぶん伸びたわね」
うん今伸ばしてるの。
ねぇお父さんは?どこにいるの、残業?
「そうなのよ。平日だからね」
葉瑠に会いたいから絶対行くって言ってたんたけど
そうなんだ。残念だけど仕事終わってからここまではさすがにね!
「たぶん後で電話が来るわよ」