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秘密のキスは蜜の味【完結】
第26章 愛すればこそ
───///
はぁ、疲れた。歩き回って足が痛くなっちゃった。

でも部長のお陰で早く帰って来れて良かった!


鏡也君は出張って言ってたし、今日は一人だから帰りにコンビニでお弁当買っちゃお。

もうすぐ電車も来る、座れるといいんだけど…
部長と別れて乗り換えの電車を待っていると……

「葉瑠さ~ん」

ん?──あっ!

「あっ、どうも…こんばんわ。アハハ」

遠藤さんだった。
疲れてる時に会いたくなかったな!
話が長くなりそうなんだもん。

「葉瑠さん、ずいぶん大きな荷物ですね」

「えぇ~出張から帰って来たとこで……」


葉瑠さんもですか?鏡也さんも今日から出張なんですよって……もちろん聞いてますよ!


いつもだけど、なに話せばいいか困っちゃう。

「えっと……」
「鏡也さん…最近おかしくないですか?」

へっ…突然、何を言うかと思ったら……

…おかしいって……どう言うこと?

遠藤さんの話だと、凄くイライラしてたり、そうかと思えばボーっとして話し掛けても上の空で返事もしない事が多いんだって……

そう、なの?

そう言えば家に来てもそんなことあったけど……きっと疲れてるんだよ。

やっぱり疲れてるのに無理して私に逢いに来てたのかな、この前も凄く疲れた顔してたし。


「出張は多いし、やっぱり噂は本当なんですかね?鏡也さんから何か聞いてます?」

へ?噂……ってなに?


「聞いてないんですか?転勤の話ですよ」

誰が?

「なに言ってるんですか鏡也さんに決まってるじゃないですか~」

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