この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
秘密のキスは蜜の味【完結】
第26章 愛すればこそ

怒鳴ったの?鏡也君が…
それは言ってなかったけど…

「鏡也君……あの、昨日の話だけど……」

昨日?……あ~お母さんがって話?

鏡也君はどう思ってるんだろ。

「その話は…待って…帰ってから話そ!なっ?」
やっぱり嬉しそうじゃないね。


ほんとに転勤の話があるのかも。

私がやりたかった仕事が出来て浮かれてたから、きっと言えなかったんじゃ……

「葉瑠?………葉瑠?」んっな、に?

さっきの話、気にしてるんだろ…俺が言った事!
その話は帰ってからって言ったから。

んっだって……
「鏡也君きっと喜んでくれるって思ってたから!……嬉しくないの?」


「そりゃ嬉しいさ。でもな?いくらお母さんがそう言ってもお父さんを騙す事になるだろ?」

それは俺が嫌なんだよ!分かってくれる葉瑠?

「それと葉瑠に言っておきたい事があるんだ」

なに?

今教えてって言ったのに、とにかく逢って話そうって……

「俺、金曜日に帰るけど、そのまま会社戻って報告書上げなきゃいけないから…土曜日に逢お」

それまで待ってて!葉瑠、わかった!?

わ、かった。

なんかガクッって力が抜けてくような感じ。


「葉瑠…?葉瑠」──ん?
「俺、葉瑠を愛してるから…」

鏡也君…やだ、何か、そんな言い方……
「ほんとにお別れするみたいじゃない」

「バカっ別れるわけないだろ」

「グスッ……だって、この間から鏡也君変なことばっかり言うし」

それに遠藤さんまで……あんなこと言うから
もう頭の中がグチャグチャだよ…

/1073ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ