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秘密のキスは蜜の味【完結】
第6章 ダメなのに惹かれてく
*****
眼が覚めると、鏡也君の腕の中………

整った顔!!スヤスヤと寝息を立てている。ふふっ

男のくせに睫毛が長くて鼻は高いし本当カッコいいんだから……ズルいなぁ

頬を擦りツンツン、睫毛にソッと触れるとビクッと反応するから、ガバッ!───

急いで顔を鏡也君の胸に埋めて寝た振り……!


クスッ クスッ おかしい クスックスッ!
唇に触れソッとキス……ちゅっ。

もう1度睫毛に触れようと手を伸ばすと……

「こらっ!人の顔で遊ばない‼」

ヒャッ「ビックリした!起きてたの?」


「葉瑠のキスで起きた!」

「あっ…ごめん!」
寝てると思ってたのに─顔か熱くなってくる‼

「もっかいして。キス!」

そう言って唇をつき出すから恥ずかしくなった。

「ほら。早く」
……んっもうっ………チュッ。

「シャ……シャワー行ってくる─」

鏡也君の腕の中から飛び出てベッドから降りると
ガクッン「キャー!えっ?」立てない──?──

「クスッ、かなり激しくしたからね!」

「…………?」

鏡也君がベッドから出て私の膝をとって抱き上げてくれた。

「行くよ」

「ちょっ…どこへ」

「シャワー!行くんでしょ?」
そうだけど……


*****

ジャー!────ジャー!────ジャー!

「葉瑠…動いたら洗えないでしょ?」
だって……

「ほら!足上げて!」
ムリ上がんない………

「流すよ!」
─はぃ。お願いします………


私…今…鏡也君に洗われています。

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