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秘密のキスは蜜の味【完結】
第27章 愛すればこそ②……
──///
ガチャン…
「おかえり」
「ただいま~おっ旨そうな匂い」
「鏡也君…もう食べる?」
もうすぐ終わるからちょっと待ってて。
鏡也君がスーツでいいって言うから、安心してたけど、よく見たら皺だらけ……
いくらなんでもこれじゃねぇ。
「スーツがシワくちゃなの」
恥ずかしいから今アイロン掛けてたとこなの!
私が鏡也君にしがみついて、いつまでも泣いてたから仕方ないんだけど……
よく考えたら
鏡也君はヒロちゃんの所に行ったんだから私も一緒に行けば良かった。
そしたら着替え取ってこれたのに…
「俺が葉瑠の着替え持ってきてやればよかったな。すっかり忘れてたよ」
でも、やっぱり遊びに行くのにスーツっておかしくない?
それでも鏡也君は「いいよ。スーツでっ」て言うから。
「ほんとに?」
「うんほんとに…」
「さぁ早く喰って出掛けるよ」
****
「ねぇどこ行くの?」
「お楽しみだよ」
遊びに行く気分じゃないのに無理やり連れ出されて…いったいどこに行こうって言うの?
まだ気持ちの整理も出来てなくて、こんなんで行っても絶対楽しめないと思うけど。
「ねぇ危ないんじゃない」
運転しながら私の手にキスしたりして……
「ん?大丈夫だよ。ちゃんと前見てるし」
そんな鏡也君を助手席からぼんやり眺めていた。
鏡也君は信号待ちで停車すると私を見てクスッって笑うの「ハッ!なっなに?」
カチャ。
自分のシートベルトを外して何するのかと思ったら…
急に乗り出してきた!
グイッ…「ん?」チュッ……え?
ガチャン…
「おかえり」
「ただいま~おっ旨そうな匂い」
「鏡也君…もう食べる?」
もうすぐ終わるからちょっと待ってて。
鏡也君がスーツでいいって言うから、安心してたけど、よく見たら皺だらけ……
いくらなんでもこれじゃねぇ。
「スーツがシワくちゃなの」
恥ずかしいから今アイロン掛けてたとこなの!
私が鏡也君にしがみついて、いつまでも泣いてたから仕方ないんだけど……
よく考えたら
鏡也君はヒロちゃんの所に行ったんだから私も一緒に行けば良かった。
そしたら着替え取ってこれたのに…
「俺が葉瑠の着替え持ってきてやればよかったな。すっかり忘れてたよ」
でも、やっぱり遊びに行くのにスーツっておかしくない?
それでも鏡也君は「いいよ。スーツでっ」て言うから。
「ほんとに?」
「うんほんとに…」
「さぁ早く喰って出掛けるよ」
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「ねぇどこ行くの?」
「お楽しみだよ」
遊びに行く気分じゃないのに無理やり連れ出されて…いったいどこに行こうって言うの?
まだ気持ちの整理も出来てなくて、こんなんで行っても絶対楽しめないと思うけど。
「ねぇ危ないんじゃない」
運転しながら私の手にキスしたりして……
「ん?大丈夫だよ。ちゃんと前見てるし」
そんな鏡也君を助手席からぼんやり眺めていた。
鏡也君は信号待ちで停車すると私を見てクスッって笑うの「ハッ!なっなに?」
カチャ。
自分のシートベルトを外して何するのかと思ったら…
急に乗り出してきた!
グイッ…「ん?」チュッ……え?