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秘密のキスは蜜の味【完結】
第27章 愛すればこそ②……
───☆☆
缶コーヒーを飲みながら車に凭れて満天の星空を暫く眺めていた。
そういえば鏡也君と北海道のホテルで綺麗な星を見たな…あの時はホテルの部屋からだったけど。
また見たいな。
「今年の正月は札幌においで、二人で過ごそ」
うん行く!雪凄いかな?凄いよね…
「よし、暫くは次に会う日を決めてそれを目標にしよう、それなら離れてても頑張れるだろ」
うん。お正月までならなんとか頑張れる。
でもあんまり長いと頑張れないかも……!
「わかってるよ」
ねぇ、鏡也君…もし、お父さんが許してくれなかったらどうするつもりだったの?
お母さんも驚いてたよ。
〝誕生日だから葉瑠を下さいなんて普通言えないわよ〟って!
──☆☆☆
「あの時は、そんなこと全然考えてなかったや」
そうだよな!今考えたら無茶苦茶だったな。
自分でやっててなんか恥ずかしいわ。
とにかくお願いしなきゃ!って
それしか頭になかったから。
葉瑠は待ってるって言ってくれたけど、少しでも安心出来る保障がほしかったから挨拶に行こうって決めたんだ。
それに…俺、誕生日だったから……今日しかないと思って!
でもちょっとやり過ぎたかな?
お父さんまで泣かせちゃって
「うんお父さん…泣いてたね…でも凄く嬉しかったよ」
んじゃ良かった!
でもこんなとこでプロポーズじゃ色気なかったな
ブンブン「そんなの私、全然気にしないよ。場所なんてどこでもいいの」
葉瑠ならきっとそう言うと思った!
「…帰るとき、お父さんと何話してたの?」
缶コーヒーを飲みながら車に凭れて満天の星空を暫く眺めていた。
そういえば鏡也君と北海道のホテルで綺麗な星を見たな…あの時はホテルの部屋からだったけど。
また見たいな。
「今年の正月は札幌においで、二人で過ごそ」
うん行く!雪凄いかな?凄いよね…
「よし、暫くは次に会う日を決めてそれを目標にしよう、それなら離れてても頑張れるだろ」
うん。お正月までならなんとか頑張れる。
でもあんまり長いと頑張れないかも……!
「わかってるよ」
ねぇ、鏡也君…もし、お父さんが許してくれなかったらどうするつもりだったの?
お母さんも驚いてたよ。
〝誕生日だから葉瑠を下さいなんて普通言えないわよ〟って!
──☆☆☆
「あの時は、そんなこと全然考えてなかったや」
そうだよな!今考えたら無茶苦茶だったな。
自分でやっててなんか恥ずかしいわ。
とにかくお願いしなきゃ!って
それしか頭になかったから。
葉瑠は待ってるって言ってくれたけど、少しでも安心出来る保障がほしかったから挨拶に行こうって決めたんだ。
それに…俺、誕生日だったから……今日しかないと思って!
でもちょっとやり過ぎたかな?
お父さんまで泣かせちゃって
「うんお父さん…泣いてたね…でも凄く嬉しかったよ」
んじゃ良かった!
でもこんなとこでプロポーズじゃ色気なかったな
ブンブン「そんなの私、全然気にしないよ。場所なんてどこでもいいの」
葉瑠ならきっとそう言うと思った!
「…帰るとき、お父さんと何話してたの?」