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秘密のキスは蜜の味【完結】
第27章 愛すればこそ②……

浴室のドアを閉めようとすると「鏡也君」って!
んっ、なに?

「……あっ…///」
いきなり俺に唇を押し充ててきた。

不意打ちにキスなんかしてきて…ウフッって笑いながら浴室に引き摺り込むから…

あ~また濡れちゃったじゃんか!

も~いいよ。ここで…
濡れた服をその場で脱いで下着に手を掛けると…

「ん?」葉瑠が俺をじっと見てくる。

そんな見られたら…いくら俺でも恥ずかしいわ!
「そっち向いてな」やだ。

あっそ仕方ない…背中を向けたのに後ろから抱きついてくる。

「あっコラ待って、脱げないだろそんなくっ付いたら…葉瑠…ちょっと手、退けて」

いや。ウフッ

あ~もう!「あ…ん、ッ、…」
葉瑠の手を掴んで壁に押さえ込む。

「コラッ!ここで犯すぞ!」

「だって…くっ付いていたいんだもん」
「………//」

まったくそんな潤んだ眼して言われたら…何も言えね~だろ。

「じゃもっとくっ付こうか」
背中に手を廻し隙間がないほど引き寄せた。

葉瑠は眼を丸くして俺の顔を見上げてくる…

クスッ「くっ付きたいんだろ?」

上から見下ろすと、キスをせがむように唇を突き出してきた。

フッ、なに?「っん……」

どうやらキスしろって事らしい!

「なに?言わなきゃわかんない」すると俺の首を引き寄せ甘えるような眼で首を傾げてくる!

言わない気だな…仕方ない。

チュッ。「これでいい?」
「ダメもっと─」フッ。

こんな可愛い顔で迫られたら敵わないな。

こんなに何度もキスをしてると…もっと欲しくなるんだけど……

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