この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
秘密のキスは蜜の味【完結】
第28章 寂しいけど頑張るから
───///
あれっ?風呂から出るといつもタオルを持って〝拭いて〟って言ってくるのに…

今日は自分で拭いてるようだ。
洗面所からはドライヤーの音までしてる!

気になって洗面所を覗いた。

ガチャ「あ、鏡也君」
やってあげるのに。
俺が片付けてたから遠慮したの?

俺がいるときはやってあげるよ……!
貸して。

「いいの?」いいよ!
髪を手櫛で解きながらドライヤーを掛けてやると、いつも眼がとろんってして眠そうな顔になる……

髪の毛を触られると眠くなるんだって
「眠い?」
「うん。なんでかな?いつも眠くなっちゃう……」

カチッ。よしこんなもんでいいだろ?
「ありがとう」

リビングに戻ると、いつもの癖で俺がソファに座っちゃうから─ダメなんだよな!

ただでさえ風呂上がりでいい香りなのに俺が座るとすぐに甘えてくるから…俺、負けちゃうじゃん!

(いっぱい甘えちゃうんだから)
宣言通り甘えてくる葉瑠が可愛くて……ついね!

だからってわけじゃないんだけど、いやこれが原因だな、引っ越し準備が進まないのは……

でも今日こそは誘惑に負けないで片付けるぞ!


.♪~.:*:♪・'°
「鏡也君…電話」

──ん?ヒロちゃんからだ。

「もしもし、なにどうした?土曜?俺は大丈夫だけど、ちょっと待って………」


「ヒロちゃんなの?なんだって?」

今度の土曜に俺の送別会をしたいんだけど、都合はどうかって!

みんなにも声掛けるから…まずは主役の確認からだってさ!
「私も土曜日は大丈夫」

「もしもし葉瑠も大丈夫だって、あ~分かった」

/1073ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ