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秘密のキスは蜜の味【完結】
第28章 寂しいけど頑張るから
──☆☆
次の日英美ちゃんから連絡がきた。
洋子さんから鏡也君の転勤を聞いたからって……
「英美ちゃん蒼士君連れて来れる?…」
「あたりまえでしょ!絶対行くからね」
ほんと?良かった…
「ねぇ葉瑠……なんで一緒に行かないの?」
うん。実は私の仕事がね………
新しい仕事を任されてその仕事が動き出したばっかりだから──
事情を話すと「そっかぁ」って!
あっでもね鏡也君が…お父さんに挨拶してくれて
「キャー!うそっ…うそぉ、キャー」
……あっちょっと英美ちゃん。電話中にそんな大声出して耳が痛いでしょ。
「ごめんごめん。鏡也君…やってくれたわね~葉瑠…おめでとう」
あっ、ありがとう。ちょっと恥ずかしいけど……
カチャ……あっ今鏡也君が帰ってきた!
「ただいま」英美ちゃんと話しながら〝おかえり〟って小さな声で言うと〝誰?〟〝英美ちゃん〟
「あ~そっか」ニヤッ
電話の相手が英美ちゃんってわかった途端に鏡也君は私に引っ付いてきた。
〝アッ、コラッ…ダメ〟
私の後ろに廻ってギュッってしたかと思ったら髪の毛をよけて首筋にキスまでして……!
「……ぁっ、」
英美ちゃんに変だと思われちゃうよ。
鏡也君から離れようとするのにますます力を入れるから…ちょっと危ないよ。
「キヤッ」ドスッ、二人でソファに尻もち付いちゃった。
私は鏡也君の膝の上だから何ともないけど!
「葉瑠?なによ変な声出して何してんの?」
「えっ、つっ躓いちゃった。アハハ」
相変わらずドジね!って英美ちゃんが─
鏡也君…わざとこんなことして!
クスクス笑ってるんだもの。
次の日英美ちゃんから連絡がきた。
洋子さんから鏡也君の転勤を聞いたからって……
「英美ちゃん蒼士君連れて来れる?…」
「あたりまえでしょ!絶対行くからね」
ほんと?良かった…
「ねぇ葉瑠……なんで一緒に行かないの?」
うん。実は私の仕事がね………
新しい仕事を任されてその仕事が動き出したばっかりだから──
事情を話すと「そっかぁ」って!
あっでもね鏡也君が…お父さんに挨拶してくれて
「キャー!うそっ…うそぉ、キャー」
……あっちょっと英美ちゃん。電話中にそんな大声出して耳が痛いでしょ。
「ごめんごめん。鏡也君…やってくれたわね~葉瑠…おめでとう」
あっ、ありがとう。ちょっと恥ずかしいけど……
カチャ……あっ今鏡也君が帰ってきた!
「ただいま」英美ちゃんと話しながら〝おかえり〟って小さな声で言うと〝誰?〟〝英美ちゃん〟
「あ~そっか」ニヤッ
電話の相手が英美ちゃんってわかった途端に鏡也君は私に引っ付いてきた。
〝アッ、コラッ…ダメ〟
私の後ろに廻ってギュッってしたかと思ったら髪の毛をよけて首筋にキスまでして……!
「……ぁっ、」
英美ちゃんに変だと思われちゃうよ。
鏡也君から離れようとするのにますます力を入れるから…ちょっと危ないよ。
「キヤッ」ドスッ、二人でソファに尻もち付いちゃった。
私は鏡也君の膝の上だから何ともないけど!
「葉瑠?なによ変な声出して何してんの?」
「えっ、つっ躓いちゃった。アハハ」
相変わらずドジね!って英美ちゃんが─
鏡也君…わざとこんなことして!
クスクス笑ってるんだもの。