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秘密のキスは蜜の味【完結】
第28章 寂しいけど頑張るから
「葉瑠ちゃんまた後で話しような」はい!
すぐ戻ってくるんで…鏡也君の悪行を教えて下さいね~
───☆
「英美ちゃん蒼士君起きたの?」
お腹が空いておっぱい飲んだとこだって!
よく寝てたね?あんなうるさい所で─
「抱っこする?」する。いい?
蒼士君を受け取ると…うわっ!ずいぶん重くなったね。ずっと抱っこしてたら大変だね~。
そしたら英美ちゃんが…大丈夫、うちは真司がやるから…あ~そうだったね。
「蒼くん~バー!」
キャー可愛い、私の顔を見てにっこり笑うの!
「葉瑠も早く子供作っちゃえば?」ちょっと英美ちゃん私達まだ結婚もしてないのに…そんなのダメだよ。
そう?……うんそうそう。
「それに結婚したとしてもまだ二人でいたいから」
「あっそうですか!それは余計なこと言って失礼しました」アハハ
「それより…鏡也君結構飲まされてるよ?」
そうだね。
嬉しいんだきっと!久しぶりに会ったから…
今日は鏡也君に飲んでもらお、私と一緒の時はいつもあんまり飲まないから。って言うか私が先に酔っ払っちゃうからだけど……
「葉瑠ちゃ~ん一緒に飲も~♪」
お店の常連さんに呼ばれちゃった。
「葉瑠…行ってあげて、助けてあげないと鏡也君潰れちゃうよ」
そうだね、みんなから質問攻めで…答え終わると、ほらっ飲め飲めって…大丈夫かな?
ちょっと心配になって来た!
ガタン。
あ~鏡也君だめ。そんなに一気に飲んじゃ!
よし行ってくる。
蒼くんを英美ちゃんに返して両手にビールを持った。
「皆さ~ん!さぁ飲んで下さ~い」