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秘密のキスは蜜の味【完結】
第28章 寂しいけど頑張るから
──//
葉瑠はまだ眠ってる。
少し頭は重いけど早いとこやって終わらせよう。
暫くすると眠そうな顔して葉瑠が起きてきた!
「鏡也君…もうやってるの?」
もう少しで終わるから葉瑠はまだ寝ててい~ぞ
ブンブン「珈琲淹れてくる」
最近の葉瑠は自分が珈琲を淹れると俺と味が違うって勉強してるんだよ。
「鏡也君…ちょっと休憩しよ。はいど~ぞ」
サンキュー!スー、うんいい香り
ゴクッ「………どう?」
うん……まあまあかな…「え~またぁ」
「最初にお湯を入れたら少し蒸らすんだよ」
サーバーに何滴か落ちてくるまで待たなきゃ、
葉瑠はどんどんお湯を入れちゃうから……
珈琲を淹れるときは焦っちゃダメ。
「そうなの?じゃ忙しいときは飲めないね」
そっ!毎日飲みたかったら早起きするしかないな。
「え~じゃ休みの日に飲も……」
なんだよ早起きする気ないな?
「やっぱり鏡也君が淹れてくれたのがいいよ……」
「………葉瑠…」
「あっごめん。私すぐいじけてヤな性格だね」
葉瑠は何をやっても俺が転勤した後の事を考えちゃうみたいだ。うっかり自分で言った後にいつも考え込む!
「教えてあげるからおいで」
手を引いてキッチンへ行くと俺の腰に手を廻してくる─葉瑠…そんなにくっ付いたら危ないんだけど!
「ほらっ見てて。それじゃ見えないだろ?」
「見ない」はっ?なんで……
〝インスタント飲むからいい〟
もうちょっとなのに……「いいの」
……そうだな、旨い珈琲が飲みたくなったらヒロちゃんとこ行けばいいもんな。
じゃ今日は飲まない?「飲む」クスッ…じゃ待ってな!
葉瑠はまだ眠ってる。
少し頭は重いけど早いとこやって終わらせよう。
暫くすると眠そうな顔して葉瑠が起きてきた!
「鏡也君…もうやってるの?」
もう少しで終わるから葉瑠はまだ寝ててい~ぞ
ブンブン「珈琲淹れてくる」
最近の葉瑠は自分が珈琲を淹れると俺と味が違うって勉強してるんだよ。
「鏡也君…ちょっと休憩しよ。はいど~ぞ」
サンキュー!スー、うんいい香り
ゴクッ「………どう?」
うん……まあまあかな…「え~またぁ」
「最初にお湯を入れたら少し蒸らすんだよ」
サーバーに何滴か落ちてくるまで待たなきゃ、
葉瑠はどんどんお湯を入れちゃうから……
珈琲を淹れるときは焦っちゃダメ。
「そうなの?じゃ忙しいときは飲めないね」
そっ!毎日飲みたかったら早起きするしかないな。
「え~じゃ休みの日に飲も……」
なんだよ早起きする気ないな?
「やっぱり鏡也君が淹れてくれたのがいいよ……」
「………葉瑠…」
「あっごめん。私すぐいじけてヤな性格だね」
葉瑠は何をやっても俺が転勤した後の事を考えちゃうみたいだ。うっかり自分で言った後にいつも考え込む!
「教えてあげるからおいで」
手を引いてキッチンへ行くと俺の腰に手を廻してくる─葉瑠…そんなにくっ付いたら危ないんだけど!
「ほらっ見てて。それじゃ見えないだろ?」
「見ない」はっ?なんで……
〝インスタント飲むからいい〟
もうちょっとなのに……「いいの」
……そうだな、旨い珈琲が飲みたくなったらヒロちゃんとこ行けばいいもんな。
じゃ今日は飲まない?「飲む」クスッ…じゃ待ってな!