この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
秘密のキスは蜜の味【完結】
第28章 寂しいけど頑張るから
──//
最後の荷物も業者さんに引き取られて部屋には何にもなくなっちゃった。
鏡也君は他の部屋を見て回ってる。
「葉瑠…どした?」ん?ううん、忘れ物はない?
あ~大丈夫。もしかしたら葉瑠のパンツが落ちてるかもって思ったけど無かったよ。…だって!
やだあるわけないでしょ!冗談ばっかり。アハハハ
「あたりまえだけど、こんなに広かったんだな」
そうだね!
鏡也君と初めてここに来た時とおんなじ!
まだカーテンもなくて…向かいのマンションから見えるかもって、部屋の隅でキスしたんだった。
「よく覚えてんな」鏡也君…覚えてないの?
「いや覚えてるよ」ほんとに?…もちろん。
「こんなふうにだろ?」ギュッ─チュッ。
ウフッ…うん。
あっそうだ葉瑠…!ん?
「葉瑠にプレゼントがあるんだ、夜…荷物が届くように手配してあるから飛行機が出たら早く帰れよ」
なんで?プレゼントなんていらないのに……私、鏡也君に何も用意してないよ。
そしたら…俺はもう葉瑠を貰ったからいいんだよ。って
…いいの?もらっても!
鏡也君が居ない間、私が寂しくないようにだって!
なんだろ?──
「それはあとのお楽しみ」
ありがとう…最後まで私の事を考えてくれて!
鏡也君の大きな手で優しく頬を包まれた。
静かに唇が重なって触れるだけのキス……
いつものような濃厚なキスはしない。
だって、離れられなくなるから─
行かないでって言ってしまいそうだから!
チュッ…「さぁ葉瑠…そろそろ行くよ」うん…
最後の荷物も業者さんに引き取られて部屋には何にもなくなっちゃった。
鏡也君は他の部屋を見て回ってる。
「葉瑠…どした?」ん?ううん、忘れ物はない?
あ~大丈夫。もしかしたら葉瑠のパンツが落ちてるかもって思ったけど無かったよ。…だって!
やだあるわけないでしょ!冗談ばっかり。アハハハ
「あたりまえだけど、こんなに広かったんだな」
そうだね!
鏡也君と初めてここに来た時とおんなじ!
まだカーテンもなくて…向かいのマンションから見えるかもって、部屋の隅でキスしたんだった。
「よく覚えてんな」鏡也君…覚えてないの?
「いや覚えてるよ」ほんとに?…もちろん。
「こんなふうにだろ?」ギュッ─チュッ。
ウフッ…うん。
あっそうだ葉瑠…!ん?
「葉瑠にプレゼントがあるんだ、夜…荷物が届くように手配してあるから飛行機が出たら早く帰れよ」
なんで?プレゼントなんていらないのに……私、鏡也君に何も用意してないよ。
そしたら…俺はもう葉瑠を貰ったからいいんだよ。って
…いいの?もらっても!
鏡也君が居ない間、私が寂しくないようにだって!
なんだろ?──
「それはあとのお楽しみ」
ありがとう…最後まで私の事を考えてくれて!
鏡也君の大きな手で優しく頬を包まれた。
静かに唇が重なって触れるだけのキス……
いつものような濃厚なキスはしない。
だって、離れられなくなるから─
行かないでって言ってしまいそうだから!
チュッ…「さぁ葉瑠…そろそろ行くよ」うん…