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秘密のキスは蜜の味【完結】
第29章 私たちの場所
.:*♪:・'°☆
「いい葉瑠ちゃん…みんなで年越しするからね、絶対来るのよ」
でも、元旦はラブリエの初売りなの!
人がいないからお手伝いに行かなきゃ
遠慮しようと思ってたのに、叱られちゃった!
「鏡也君もいないのにひとりで年越しなんてさせられないわよ」
「葉瑠ちゃん、少しは気分転換しなきゃ」
うん、そうだね!分かった、じゃ行くから!
ちょっと強引な洋子さんだけど、ほんとのお姉ちゃんみたく私を気に掛けてくれる。
楽しみにしてた札幌行きがなくなってからは…目標がなくなっちゃって─
とにかく考えないように仕事に没頭してきたから……
洋子さんが言うように、一息付くのも、いいかもしれないね。
.:*:・'°☆
「「「お疲れ様でした~かんぱ~い!!」」」
今日も常連さんがたくさん集まった。
「あれっ、葉瑠ちゃんがいるって事は鏡也も?」
ううん今日は私ひとりなの。
「葉瑠ちゃん紹介する、こいつ俺の彼女」
あっど~も。
そっかひとりなのは私だけか?
「葉瑠ちゃん札幌行くんじゃなかったのか?」
「変更になったの…鏡也君は今頃年越しライヴで釧路に行ってるから」
私も明日は仕事だし今年は別々なんだ?!
みんなから〝鏡也はどうした〟って散々聞かれて、その度におんなじ話して、イヤでも鏡也君を想い出しちゃう。
「葉瑠ちゃん寂しいな」うん。仕方ないよ。
でもね…まとまった休みが取れたら逢いに行くから少しの我慢。
鏡也君がプレゼントしてくれたチケットを払い戻したから、いつでも行けるんだ!
「いい葉瑠ちゃん…みんなで年越しするからね、絶対来るのよ」
でも、元旦はラブリエの初売りなの!
人がいないからお手伝いに行かなきゃ
遠慮しようと思ってたのに、叱られちゃった!
「鏡也君もいないのにひとりで年越しなんてさせられないわよ」
「葉瑠ちゃん、少しは気分転換しなきゃ」
うん、そうだね!分かった、じゃ行くから!
ちょっと強引な洋子さんだけど、ほんとのお姉ちゃんみたく私を気に掛けてくれる。
楽しみにしてた札幌行きがなくなってからは…目標がなくなっちゃって─
とにかく考えないように仕事に没頭してきたから……
洋子さんが言うように、一息付くのも、いいかもしれないね。
.:*:・'°☆
「「「お疲れ様でした~かんぱ~い!!」」」
今日も常連さんがたくさん集まった。
「あれっ、葉瑠ちゃんがいるって事は鏡也も?」
ううん今日は私ひとりなの。
「葉瑠ちゃん紹介する、こいつ俺の彼女」
あっど~も。
そっかひとりなのは私だけか?
「葉瑠ちゃん札幌行くんじゃなかったのか?」
「変更になったの…鏡也君は今頃年越しライヴで釧路に行ってるから」
私も明日は仕事だし今年は別々なんだ?!
みんなから〝鏡也はどうした〟って散々聞かれて、その度におんなじ話して、イヤでも鏡也君を想い出しちゃう。
「葉瑠ちゃん寂しいな」うん。仕方ないよ。
でもね…まとまった休みが取れたら逢いに行くから少しの我慢。
鏡也君がプレゼントしてくれたチケットを払い戻したから、いつでも行けるんだ!