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秘密のキスは蜜の味【完結】
第29章 私たちの場所
***
もうすぐ鏡也君に逢える!
嬉しすぎて昨日はあんまり眠れなかった……
私はカレンダー通りの連休だけど鏡也君は6日もあるんだよ!雪まつり行って、帰りは鏡也君も私と一緒に帰ってくるんだって……
ここまで待ったかいがあった!
「うわっすっごい」
飛行機の窓から見える一面の銀世界に興奮する。
子供みたいに窓に顔をくっ付けて食い入るように眺めていた。
鏡也君の顔見たら最初に何て言おう!
逢いたかった……なんてちょっと恥ずかしいし。
久しぶり……って言うのも何かへんだよね。
キャーどうしよう!
───//
もう鏡也君来てるかな?
到着ロビーにはたくさんの人……みんな雪まつりに行くのかな?──あっ!
「鏡也君…」
どんなに人がたくさんいてもすぐに私の視界には鏡也君の姿が飛び込んでくる。
急ぎ足で鏡也君に駆け寄ると、いつもの笑顔で手を握ってくれた。
クスッ「葉瑠……もう泣いてる」グスッ…だって─
あんなに考えていたのに目の前まで来るともう何も言えなくて……
「葉瑠……」親指で頬の涙を拭ってくれてそのまま頭を引き寄せられた。
「やっと逢えたな」
コクコク!何か言わなきゃ…
詰まりながらもなんとか声に出す
「きょぅ、やっくっん……」んっ?………
「寒い」
「………?!…アハハハ、うん寒いな」アハハハハ
ムスッ─そんな事言うつもりじゃなかったのに……
声に出ちゃったんだもん!
いつまで笑ってるの?そんなに笑わないで!
アハハハ「ごめんごめん、やっぱ可愛いわ葉瑠は」
もうすぐ鏡也君に逢える!
嬉しすぎて昨日はあんまり眠れなかった……
私はカレンダー通りの連休だけど鏡也君は6日もあるんだよ!雪まつり行って、帰りは鏡也君も私と一緒に帰ってくるんだって……
ここまで待ったかいがあった!
「うわっすっごい」
飛行機の窓から見える一面の銀世界に興奮する。
子供みたいに窓に顔をくっ付けて食い入るように眺めていた。
鏡也君の顔見たら最初に何て言おう!
逢いたかった……なんてちょっと恥ずかしいし。
久しぶり……って言うのも何かへんだよね。
キャーどうしよう!
───//
もう鏡也君来てるかな?
到着ロビーにはたくさんの人……みんな雪まつりに行くのかな?──あっ!
「鏡也君…」
どんなに人がたくさんいてもすぐに私の視界には鏡也君の姿が飛び込んでくる。
急ぎ足で鏡也君に駆け寄ると、いつもの笑顔で手を握ってくれた。
クスッ「葉瑠……もう泣いてる」グスッ…だって─
あんなに考えていたのに目の前まで来るともう何も言えなくて……
「葉瑠……」親指で頬の涙を拭ってくれてそのまま頭を引き寄せられた。
「やっと逢えたな」
コクコク!何か言わなきゃ…
詰まりながらもなんとか声に出す
「きょぅ、やっくっん……」んっ?………
「寒い」
「………?!…アハハハ、うん寒いな」アハハハハ
ムスッ─そんな事言うつもりじゃなかったのに……
声に出ちゃったんだもん!
いつまで笑ってるの?そんなに笑わないで!
アハハハ「ごめんごめん、やっぱ可愛いわ葉瑠は」