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秘密のキスは蜜の味【完結】
第29章 私たちの場所
俺もう我慢出来ないって言ったじゃん─
「んっ…っぅ、…」
こうして葉瑠を揺さぶってたらそのうち起きるだろ
セーターを脱がしゆっくりと腰を動かす─
気を失っても感じてんだな。ジワジワと俺を締め付けてくる─吐息混じりの声が更に俺を昂らせる!
顔に貼り付いた髪を払い静かにくちづけた。
「ん、んん」葉瑠知らないぞ、起きなきゃ!
グチュ…グチュ…ちょっとだけのつもりが気持ち良すぎて、ダメだもう我慢出来ない───。
パン、パン、パンパン──バシッバシッバシッ
「グッ、アッ、ハァハァ」
俺、なにやってんだ!
すげ~イケないことしたような気分だわ。
****
「ごめんね鏡也君、私なんで寝ちゃったんだろ」
確かに夕べ嬉しくて眠れなかったんだけど……身体も火照って変になるし…
鏡也君に逢えて頭が興奮したのかな?
ごめんねお預けさせちゃって!
「へっ?あ~葉瑠のせいじゃないよ、アハハ-」
ヤバい。俺が何もしてないと想ってるよな。
ちょっと、揺さぶったらすぐ起きると想ったんだよ
でも全然起きね~から。
久しぶり過ぎてもう抑えが効かなかった……
だって3ヶ月だぞ?我慢出来るわけね~じゃん
言ったら怒るかな?
「鏡也君…どうかした?やっぱり怒ってる?」
あっいや別に─怒るわけないじゃん。
…だって俺最後までヤっちゃったから…
それに身体が火照ったのは香水のせいだから…
葉瑠には…………うん黙ってよ。
「ほらっ葉瑠これうまいぞ。早く食べなきゃ俺が全部食っちゃうぞ」
「うん。あ~ダメそれ私のお肉だよ」