この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
秘密のキスは蜜の味【完結】
第29章 私たちの場所
うまいか?
「うんおいしい。ジンギスカンもビールも最高」
たくさん食べて飲んで葉瑠は上機嫌だ!
ウフフ…「鏡也君…」んっ?なにどした…
「ううんどうもしないけど…嬉しくて」
雪まつり?
それもだけど、鏡也君と一緒に居られるから…
そんな可愛い顔で言われたらまたキスしたくなるだろ?
「そっか~♪ウフフ」葉瑠…酔ってる?
「どうかな?でもふわふわして気持ちい~よ。顔赤い?ウフッ」
うん赤い!
頬っぺがピンクに染まってすげ~可愛いわ。
「今日やっぱり鏡也君のお部屋に泊まる。ねぇいいでしょ?」
葉瑠はやっぱりお金が勿体ないって言うんだ!
でもさぁ……
「静かにするから」
……分かったよ!じゃ帰ろっか?
───//
キャハハハ 「楽しいね鏡也君…♪」
葉瑠…もう遅いから帰ろ?
葉瑠が途中で雪合戦したいとか言うし、たくさんの雪に興奮して走り回るから追い掛けるのに一苦労だよ。
「葉瑠…危ないからそっち行くな」キャハハハ
「ほらっ捕まえた、もう終わり帰るぞ」ハァハァハァハァ
漸く葉瑠を捕まえて逃げないように抱え込んだ
飲んでるのに走り回って具合悪くなったらどうすんだ?もう終わり。
「は~い♪ハァハァ」
───///
ガチャガチャ。
ほらっ入って!
ご機嫌な葉瑠を連れてやっとアパートに戻って来た
相当疲れたんだろ…ストーブの前に経たり込んでる。「疲れた?」うん、疲れちゃった。
「寒いね?」
あ~葉瑠は鼻も真っ赤だ!なかなか部屋が暖まらないし、やっぱりホテルの方が良かったんじゃないか?