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秘密のキスは蜜の味【完結】
第6章 ダメなのに惹かれてく
愛しさが込み上げる。
「はるっ…帰したく…ないっ!」
「……きょぅやくん…」
こんなこと言ったら葉瑠が困るのは分かってたけど…つい我慢出来ずに言葉にしてしまった!
「…………!」
「葉瑠…好きだ…はぁ…」
腰を掴み胸の奥から込み上げる感情を誤魔化すように前後に激しく葉瑠を揺さぶる!
それから、繋がったまま葉瑠を抱えて立ち上がり壁際に移動すると片足を抱えて突きまくった。
「はぁはぁ…葉瑠、葉瑠」
「んっ……うっ……うっ…んっ……」
喘ぎの漏れる声を抑えるように唇を塞ぎ感情を押し殺し強く抉り激しく突きまくる。
「はる…はる…イクよ!」
葉瑠のナカで俺が更に昇り膨張すると飛沫を勢いよく吐き出した!
はぁはぁんっ……はぁはぁ
脱力する葉瑠を抱え強く抱き締めた。
呼吸が落ち着いたところで頬を撫でると─
「鏡也…くっ?」
「んっ?なに?どした」
「………」
葉瑠が首を振る。
「…寂しいの?」
「…………」
葉瑠は黙って笑顔を見せる!
寂しいんだろ…笑う顔が泣きそうだよ!
俺は寂しいよ!
葉瑠を帰したくない。
「葉瑠…好きだよ。ほんと大好きだからね」
ギュッと抱き締めると…俺の胸に顔をうずめて凭れてくる!
俺の背中に廻した手。
…その手がだんだん強くなる!
「葉瑠に逢いに行くから…待ってて」
葉瑠は顔をうずめたまま「……」
コクン コクンと頷いてくれる。