この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
秘密のキスは蜜の味【完結】
第30章 遠い800㎞の距離

…よりによってヒロちゃんって!
コイツ俺たちの関係を壊そうとしてんのか?

「嘘じゃないですから」
はいはい。でっそれいつの話?

「確か…大晦日ですよ。正確には年明けですかね」

遠藤が言うには大晦日の夜…初詣に行った帰りに見かけたって言うんだけど…

大晦日って…ヒロちゃんの店でみんなで年越しするからって葉瑠も行ったはず。
「遠藤、それはきっと雰囲気が似てる別人だわ」

葉瑠とヒロちゃんが手を繋いで歩くわけね~よ。

「いいえあれは絶対見間違いじゃないですよ。私、視力2.0ですから!」

「葉瑠さんってあんな可愛い顔して、鏡也さんが転勤でいないからって浮気して~怖い人ですね~鏡也さん早く目を覚まして下さい」

おい。いい加減にしろ!さっきから
俺にはお前の2.0の視力の方が怖いわ。。。

はぁ~くだらねぇもうやめてくれ!
「じゃ俺帰るわ」

「あっ鏡也君さん…嘘だと思ったら本人に聞いてみたらいいじゃないですか」


────////
アイツほんと、今まで散々俺達を振り回してきたのにまたかよ…来るんじゃなかったな。

はぁ……

でも、あんなに葉瑠とヒロちゃんだって言い切って……

その日はみんなで年越ししたんだよ。大晦日なら当然洋子さんだっていたはずだぞ…

確かその日、俺は年越しライブが終わって葉瑠に電話したよな?
俺がいないから寂しい逢いたいって葉瑠は泣いたんだから。

どうなってんだよ!

なにかの間違いって思うのにすげ~モヤモヤする。

もし歩いてたのが葉瑠とヒロちゃんだったとしても、手を繋ぐなんて事はしないはず…

やっぱり人違いだよ

/1073ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ