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つみとバツと結
第1章 市川セイヤ
「ハッキリとは俺も解らない…。けどな、二人は同じこと言ったんだ…!」


「何って言ったんだ…?」


スグルは、ちょっとした間を置き、俺の顔を見て言った。


「この男女は、"服が透けて見える"と言ったんだよ。」


はぁ?


「そ…それだけか…」


「いや!それだけじゃない。男は女を見ると透けて見え、女もまた、男を見ると透けて見えるらしい。そしてここからが異常だ!」


スグルは、今までない以上に真剣に話す…



「男女共、異性を見て透けた身体を見ると、どこ構わず『性交渉』したくなるみたいだ…」


なんだよそれ…。
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