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つみとバツと結
第2章 葉桐ウキョウ
「何故ここに君達が呼ばれているのか分かっているのか?」
俺は三人に聞いた。
「はい…授業中お喋りに夢中になり授業を妨害したからです。大変、深く反省しております…」
そう答えたのは、斉藤ユキ。
その子が清楚系の子だ。
もう二人も反省しているようなので俺は長く説教をせず、もう二度としないと約束を交わし、早く帰るよう指示した。
三人が帰るのを見送ると、俺は職員室に向かい歩き出した。
「よう!先生!」
後ろから俺に声をかけてきた生徒が近づいて来た。