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第2章 葉桐ウキョウ

「誰だ！？」


ミワを放した女性は返り血を浴びまるで冷徹な殺人マシーンのような目付きをしていた…。


「ナナ、こっちだよ。君は…ん～…あ！怨まれてるね～あちゃ～。ナナ！二人保護だよ。」


ナナと呼ばれる女性は、エイジの元に駆け寄ると縄を解き放った。


謎の男は、俺の縄を解き放ちこう言った。


「一緒に来るか？保護してやる～よ。」


俺はミワの方見てもう一度男の方を見た。


「何者だ！？エイジと俺をどうする気だ…！？」


「ついてこれば分かるよ。ナナ、松ちゃん呼んでこの死体処理をしてって言って。」


ナナと呼ばれる女性は携帯を片手に電話をし、謎の男は俺の腕を取り立たせた。