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つみとバツと結
第2章 葉桐ウキョウ
「プハハハ!今更、何を言い出すかと思えば!なぁ、ミチコ。何の事実?てめえの事実何てクソに決まってるだろう!」


「カグヤの言う通り!貴方は裏切り者よ!」


二人は、あざけ笑う。


だが、それを覆(くつがえ)す事実を突き付けられるのであった…


「入ってこい!」


そう言われて入って来たのはキスケだった。


「キスケか…。何か読み盗ったのか?」


「………」


「どうした、キスケ?」


シュウサクはキスケが何かを知っていると確信した。


「話せるか、キスケ?」


俺はキスケの肩に手を乗せ話した。


「だ…大丈夫だ。」


「分かった。頼む!」


キスケは、みんなが見渡させるテーブル中央に来ると震えながら口を開いた…
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