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第3章 東海林ラエル

しかし、この『セックス・レイズ』は、ミレイだけでなく他の三人も密かに持っていた。


ハヤトは、液体で所持しミツバは、自分自身に投与した。


ヨシムネは物ではなく数値化に成功をしており、それを暗号化しネットで密かに売ることを考えていた。


そのヨシムネの行動が今のサイトに繋がる。


ある日、いつものようにアクセスを確認するためサイトを開くとサイバーウイルスにかかっていた…


しかも、原因は、数値化された『セックス・レイズ』がネットワークを神経路の様に張り巡らせ見つからない中枢核に自己成長させた新たなウイルスとなったのだ。


それをヨシムネが最初の被験者となり、50億を使いながら自分のチーム立ち上げた。