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つみとバツと結
第3章 東海林ラエル
雪…


気温も下がってると言うことはジンさんの能力で瞬間移動したのか…!?


見た感じ綺麗にされたペンションのようだ。


窓から見える景色は、広々とした遊牧場が広がりその中にこの一軒家があるような感じ。


「じゃ、話をしようか、ミツバさん。」


「話し合う?冗談言うな!ここはどこだ!?」


回りを見渡しながら、人質のタダシにも注意を払い確かめた…


それに対しジンは笑いながら答えた。


「この場所は………俺の能力だ。」


え!?


まさか…ウソでしょ………!


「この能力は『龍虎』の全員が知らない能力さ!ここにいる間は、俺以外能力は使えない…」


それを試した『ブレイク』のヤツが少し笑いながら答えた。
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