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つみとバツと結
第4章 氷室カイ
「流石です。では、こちらも本気を出させて戴きます。」


マナミは、さらに分離し、その数何と2000!


その分離した立方体はやがて全て手となり、四方八方に手同士投げ合いながら散らばった。


アイはそれを目で追うのを止め深く目を閉じた…


左上…金属音…


前方左斜め…石か?


後方真後ろ…速いな、190kmのナックルだなぁ!


アイは、能力高さを五段階にまで上げることで、五感を研ぎ澄まし、目を閉じる事で自分を中心に約30mの範囲を手に取るように解るようになっていた…


と、その時アイは目を開きダイスケに合図を送った!


その合図を待っていたのかダイスケは、能力発動の力を溜め終わり渾身の一撃を放った…


ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴーン!!!






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