パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第5章 伊崎キリコ

種明かしは簡単なことだ。


俺とケイジのやり取りの後、キリコ達が急襲を仕掛け、わざと『華の美』にツバサを渡し、『龍虎』に後始末依頼した。


その事情を知った俺は前から繋がりのあるタダシを利用し『龍虎』に近づいて利益をもたらした。


その中で孤立しているミホを今度は利用し、俺の奴隷とした。


それから俺が『龍虎』のメンバーに加わるのを避けるように仕向けながらも、それを受け入れなければいけない状況を作り上げた。


そして、今がある…


『龍虎』のメンバーに新しい統括を連れてくるといいながら姿を眩(くら)ませ、この組織に所属する。


だが…


俺でさえ分からないことがある…


それは…