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第5章 伊崎キリコ

「なんや、無視か！弱いやっちゃの～、ガハハハハハ！」


「止めな、セイヤ！」


目付きがまるで氷のように冷たく鋭い高鳥サユキシルベがいい放つ。


「サユキ、キリコは？」


「もうまもなく来るわ。それより…」


「セックスだろ。体が朽ちてるな。」


「流石…。」


「なんでや！？なんで、ワイやないんや！ちんけなこいつの精子より、ワイのがええやろ！」


「わかってないヤツは困る…」


セイヤの貶し言葉に戦闘モードに入るコウベ…