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第5章 伊崎キリコ

「やめて！コウベ！セイヤは特別なの。私たちにはこの人の精子が無ければ蘇る事は不可能…。」


それでも戦闘の意思を変えない。


その時だった…！


一際、恐ろしい程の威圧感とオーラを漂わせキリコが現れた…


「お前も気が荒いのは変わらないな…。セイヤは、特別だが、二人に上下関係は無い。だが、争うな！戦力を失いたくはない。いいな。」


「分かりました、キリコ様！」


コウベは、深々と頭を下げ膝を付くのに対し、セイヤは、堂々と話した。


「キリコ…。あれを破壊する考えは浮かんだのか？」


その会話に笑みを浮かべながら話す。


「分かったよ。任せておけ。それより…」


「分かってる。行くぞ、サユキ。今日はしっかり味わえ！」


サユキとセイヤは、奥の部屋に消えて行った…