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つみとバツと結
第5章 伊崎キリコ
「パンドラは神の能力だけを能える。理由は、悪魔によって封印させし神の能力を人間に能える事により復活した悪魔を倒させるための"駒"を作るため。だが、実際は違う!今のパンドラの中に封印させている神の能力は全てチンケなものだ!


なぜだかわかるか?それを餌さとして悪魔の力が増殖するためだ!アザゼルを手放したのはパンドラを手にいれた悪魔が俺の中のアザゼルを直接封印しに来た…。三種攻防の状態が解き放たれそれかばったシュウサクによって助けられた。


アザゼルは他の誰かに与えられ今、このときも生きてやがる…!アザゼルだけじゃない!俺が知るなかでヤツは上から7番目に強い。分かるだろその意味が………!」


「じゃ…じゃ…じゃ、まだあれより上のバケモノが存在する…って…事なのか?」


震えるカグヤに目線を合わせ静かに深く頷く…


「当然ね。けど、重要なのはそこじゃないわよ!遥か昔にはそのバケモノを相手として戦った神がいるの。我々が戦いウキョウに閉じ込めている悪魔でさえ下級悪魔…。私達には悪魔と同等に闘う力が必要なの。それが『神の武器』。」


「そう言う事だ。」


ちょっと待てよ…


もしかして…


鍵って言うのは…
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