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愛の結晶2(笑)
第4章 二冠、達成(笑)
あとは、肩から下だ。
腹圧が足りないのかひっかかってるのか、うまく出てこない。
「手伝って…」
請われて、俺は彼を仰向けにし、その腹に乗った。一種の拷問のようだ。
「うぅ……」
つらそうな彼の腹を押してやる。何度も何度も。
「ぐっ…ぅ……」
レイは大きく足を開いて、最後の力で命を生み出すところを見せてくれた。
「はあぁあっ」
地に生まれ落ちた赤ん坊が産声をあげる。レイは、「疲れた」とつぶやいてそのまま眠りに落ちた。
俺は後始末をして、赤ん坊をそっと毛布にくるむ。父親として育てたいとは思わなかった。
そのまま、人が気づきそうなところに赤ん坊を置いて、レイだけを車に乗せ、家へ帰った。
一大イベントを終えたあとだから、レイは二日ほど、一度も目覚めずに眠り続けた。
「ん……」
ようやく目を開けたのは、三日めの夕方だ。俺と目が合うと彼は幸せそうに微笑んだ。
「お疲れ様」
俺は優しくその額にキスをする。イケなかったぶん、今日はたくさんしごいて射精させてやりたい。
「カナト……」
レイは、俺の手を握り締めた。
「したいな……」
ねだられて、さっきのより深いキスを口唇にする。
気をつけないとまた妊娠させてしまうかもしれないけど…それもまた、俺たちの愛の証なのだ。
緩やかに始まる前戯に身を委ね、俺は、愛しいレイの身体を強く抱き締めた。
終わり
腹圧が足りないのかひっかかってるのか、うまく出てこない。
「手伝って…」
請われて、俺は彼を仰向けにし、その腹に乗った。一種の拷問のようだ。
「うぅ……」
つらそうな彼の腹を押してやる。何度も何度も。
「ぐっ…ぅ……」
レイは大きく足を開いて、最後の力で命を生み出すところを見せてくれた。
「はあぁあっ」
地に生まれ落ちた赤ん坊が産声をあげる。レイは、「疲れた」とつぶやいてそのまま眠りに落ちた。
俺は後始末をして、赤ん坊をそっと毛布にくるむ。父親として育てたいとは思わなかった。
そのまま、人が気づきそうなところに赤ん坊を置いて、レイだけを車に乗せ、家へ帰った。
一大イベントを終えたあとだから、レイは二日ほど、一度も目覚めずに眠り続けた。
「ん……」
ようやく目を開けたのは、三日めの夕方だ。俺と目が合うと彼は幸せそうに微笑んだ。
「お疲れ様」
俺は優しくその額にキスをする。イケなかったぶん、今日はたくさんしごいて射精させてやりたい。
「カナト……」
レイは、俺の手を握り締めた。
「したいな……」
ねだられて、さっきのより深いキスを口唇にする。
気をつけないとまた妊娠させてしまうかもしれないけど…それもまた、俺たちの愛の証なのだ。
緩やかに始まる前戯に身を委ね、俺は、愛しいレイの身体を強く抱き締めた。
終わり