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-蜜姫-
第2章 -第一章-
「………蜜姫様?」
男は腕の中にいる 雪乃に声をかける。
雪乃は ハジメテの経験ばかりで意識を失っていた。
「ふっ……
いきなり 激しく気をやったのだから 気を失うのも仕方ない…か。」
眠る雪乃の髪を優しく撫でる。
コンコン
「入れ」
「失礼いたします」
この館のメイドが 入ってくる。
「こちら、ご用意いたしました。」
「あぁ。ありがとう。
後は 私がやるので、下がっていいですよ。」
「……よろしいのですか?……
では、失礼いたします。」
男はメイドが用意した タオルで雪乃の身体を清めていく。
「本当に 無垢で可愛らしい方だ。
これからが楽しみですね。
今日は ゆっくりと休みなさい。
私の愛しい…………雪乃………。」
男は雪乃に優しく口付け、部屋を出ていった。