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-蜜姫-
第3章 -第二章-
……ここは どこ?
雪乃は気がつくと 1人 白い世界いた。
周りを見渡しても 白い霧がかかったような場所だ。
でも 不思議と 怖くない。
………………の………………
…………………き……の…………………
誰?
…………ゆきの………………
あなたは誰?
……………は…や……………く………
え? 何?
……………こ……こ……………へ……………
え?
私を呼ぶのは 誰?
雪乃は 声のする方へ行こうとするが、
足の回りをナニかに邪魔をされて動けない。
私はそっちに行きたいのに……
何で……!
……………ゆ…きの…………………
雪乃を呼ぶ声が 小さくなっていく。
「いやっ…!
待って! 行かないでっ!」
雪乃は その声にすがるように叫ぶ。
すると急に 周りが眩しく光る。
「………!!!!」
思わず目を瞑り、身構える。
次に目を開けると 景色が変わった。