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S彼ぇしょん
第2章 羞恥
「ちょ、ちょっと! 閉めてください!!」

「そのまま、しばらく感じてろ、な?」

風間は、言い残してドアを開け車外へと出ていく。
そしてそのまま近くのコンビニへと去っていった。

手を縛られ、内部にローターを仕込まれるという姿で、あやは独り車内で放置されてしまった。

窓は全開である。
わずか数m横には、普通に人が歩いている。
心なしか、みんな自分のほうを見ているような気がして、必死に平静さを装うあやである。

「……んんー」

必死に声を殺し、ローターの刺激に耐える。

そして駅前の雑踏で音が漏れていないことを願うよりほかに、できることなどない。

「あ……だめ……」

あやの腰が、今までになく左右に揺れ出す。

どうやら、ローターの刺激に絶頂の波が激しさを増したようだ。
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