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恋はどこからやってくる?
第1章 出会いは深夜
「はい?」
「二股相手との間にデキちゃったからそっちと結婚するつうのはさ、なんだかな」
それを告げられた時の衝撃がぶり返しそうで、柏木は手にしたタバコを強く灰皿に擦り付けた。
「そんなこと、知りたくなかったよなぁ」
「それって…事実確認したんですか? 本当に、その…妊娠してるのか、とか」
「本人が言ってんだからそうなんじゃねえの」
「でも…柏木さんに本気になってほしくて他の人と…って言ってるのかも」
「ないない」
「その…子供の父親は柏木さんって可能性は…」
「ねえよ!」
──あるわけがない。だってセフレっつうのは、男だからな
「二股相手との間にデキちゃったからそっちと結婚するつうのはさ、なんだかな」
それを告げられた時の衝撃がぶり返しそうで、柏木は手にしたタバコを強く灰皿に擦り付けた。
「そんなこと、知りたくなかったよなぁ」
「それって…事実確認したんですか? 本当に、その…妊娠してるのか、とか」
「本人が言ってんだからそうなんじゃねえの」
「でも…柏木さんに本気になってほしくて他の人と…って言ってるのかも」
「ないない」
「その…子供の父親は柏木さんって可能性は…」
「ねえよ!」
──あるわけがない。だってセフレっつうのは、男だからな