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恋はどこからやってくる?
第4章 紺野の発熱
それにしても…今夜の柏木はなんだかキレがない。

気まずさを払拭するように、いつもより饒舌な紺野への突っ込みも少なく、足取りも緩やかだ。
酔っているのかと思ったが、その割には酒の匂いがしない。
色香をまとって気怠げなこの雰囲気は。

──あ! もしかして…誰かと…エッチしてきた?

心臓がドクンと鳴る。
頭から血が引いていく。

「紺野?」

エレベーターに先に乗り込んだ柏木が不思議そうな顔をした。その表情に心臓が早鐘を打ち始める。

扉が閉まった瞬間、柏木からボディーソープが甘く香った。

──シャワー、浴びてきたんだ

「柏木さん!」

考える間もなく、体が勝手に動く。
柏木の腕を引き、その体を抱き締めた。

「……っ、紺」

言いかけた言葉を、震える唇が塞いでいた。



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