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恋はどこからやってくる?
第6章 好きだ
「俺も…触りたい」

体を起こした紺野は、柏木がするようにソレを両手で包んだ。

「…ん」

男同士、気持ちよさのポイントは知り尽くしている。
乱れる姿が見たくて、脈打つ柏木に応戦するも、先に攻めていた柏木の方にアドバンテージがある。

紺野はもう、爆発寸前だった。

「イキたいん…だろ? いいぞ、出しても」

耳元でのかすれた声が起爆剤となり、紺野の熱は柏木の手の中へ放出された。

「…あ…俺……早っ」

柏木の肩に頭を乗せて、荒い息のまま紺野は照れ臭そうに笑った。
そんな顔が柏木は愛おしくて。

「お前が、萎えなかったから…嬉しいよ」

「だから言ったでしょ」

得意気に微笑む紺野が本当に愛おしくて。

「うん。だから、まだまだいくぞ」

「え? あ、ちょ…」

紺野を再び押し倒して、半勃ちのソレに柏木は唇を近づけた。


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