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恋はどこからやってくる?
第1章 出会いは深夜
「あー、でもそれを言うなら親切つーより不用心ってやつじゃねぇ?」
ふぅと煙を吐く柏木に紺野は
「いやっ、俺、怪しいもんじゃないですからね!」
座っていたソファーから床へ降りて正座をする。
驚く柏木に生年月日や会社名や所属部署を伝えると、またペコリと頭を下げた。
「ぶはっ…おんもしれぇな、お前。腹よじれそうだわ」
ゲラゲラと笑う柏木が涙を拭きながら「まぁ飲めよ」とビールを勧めると、紺野は頭を掻きながら「いただきます」とプルトップを開けた。
「なにに乾杯しましょうか?」
真面目な顔で聞かれ
「天然フラれ男に乾杯、でいいんじゃね?」
笑いの残った声で言うと、
「じゃあ、天然フラれ…」
と言われた通りにビール持ち上げる紺野に、柏木は腹を抱えて大笑いした。
ふぅと煙を吐く柏木に紺野は
「いやっ、俺、怪しいもんじゃないですからね!」
座っていたソファーから床へ降りて正座をする。
驚く柏木に生年月日や会社名や所属部署を伝えると、またペコリと頭を下げた。
「ぶはっ…おんもしれぇな、お前。腹よじれそうだわ」
ゲラゲラと笑う柏木が涙を拭きながら「まぁ飲めよ」とビールを勧めると、紺野は頭を掻きながら「いただきます」とプルトップを開けた。
「なにに乾杯しましょうか?」
真面目な顔で聞かれ
「天然フラれ男に乾杯、でいいんじゃね?」
笑いの残った声で言うと、
「じゃあ、天然フラれ…」
と言われた通りにビール持ち上げる紺野に、柏木は腹を抱えて大笑いした。