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なんで同じ時代なの
第2章 今、音
苦手なはずなのに、何故かすぐに手を振りほどけない。
彼の纏う雰囲気だけじゃなく、手までが暖かい。
何故かこのままこの温もりに包まれていたい。
なんだか懐かしい。
なんでだろう、、、
「じ、じゃあ友達!友達になろう!黒田君!」
周りの目が気になり、
私は慌てて手を振りほどこうとしたー
「ありがとう凛。これからよろしくね。」
チュッ、と、そのまま手の甲にキスしてきた。
そのしぐさは本当に王子様の様に自然な感じで、その場に居る誰もが圧倒されていた。
私はまばたきをパチパチと数回するだけで精一杯だった。
自分の事なのに、
周りの皆から見られていて恥ずかしいはずなのに、
彼の真剣な眼差しと、柔らかな笑顔に心奪われていた。
この出来事は、瞬く間に学校中に知れ渡る事となった。
彼の纏う雰囲気だけじゃなく、手までが暖かい。
何故かこのままこの温もりに包まれていたい。
なんだか懐かしい。
なんでだろう、、、
「じ、じゃあ友達!友達になろう!黒田君!」
周りの目が気になり、
私は慌てて手を振りほどこうとしたー
「ありがとう凛。これからよろしくね。」
チュッ、と、そのまま手の甲にキスしてきた。
そのしぐさは本当に王子様の様に自然な感じで、その場に居る誰もが圧倒されていた。
私はまばたきをパチパチと数回するだけで精一杯だった。
自分の事なのに、
周りの皆から見られていて恥ずかしいはずなのに、
彼の真剣な眼差しと、柔らかな笑顔に心奪われていた。
この出来事は、瞬く間に学校中に知れ渡る事となった。