この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
なんで同じ時代なの
第3章 今、形
私はアラン王子の努力を知っている。
昼間は、リーン姫の笑顔を取り戻す為に、ずっと側に居ていろんな事をやってくれていた。
珍しい花を摘む為に馬で遠乗りに出かけたり、
城下の祭にこっそりと連れ出してくれたり、
少し遠くの温泉にも連れて行ってくれた。
その分、貯まっている王子としての仕事を、夜遅くまでやっていたのに、皆の前ではその疲れを微塵にもみせていないー。
とても立派な王子だ。
私も城の皆もリーン姫とアラン王子の幸せを望んでいた。
一年程で死んでしまった私には、この後の結末が分からない。二人は結婚し、幸せだったと信じている。
だから私は黒田君押しで!
見れなかった二人の幸せを、今度こそこの目で見たい!
少し気になってる事がある。
同じクラスの小田 海斗、、、彼は、ロイド様じゃないのかな?
もしそうだとしたら、、、ああぁ、修羅場ってやつ?なんだか楽しくなってきたー!
とにかく!凛が一番幸せになるんなら、それでいいの!
昼間は、リーン姫の笑顔を取り戻す為に、ずっと側に居ていろんな事をやってくれていた。
珍しい花を摘む為に馬で遠乗りに出かけたり、
城下の祭にこっそりと連れ出してくれたり、
少し遠くの温泉にも連れて行ってくれた。
その分、貯まっている王子としての仕事を、夜遅くまでやっていたのに、皆の前ではその疲れを微塵にもみせていないー。
とても立派な王子だ。
私も城の皆もリーン姫とアラン王子の幸せを望んでいた。
一年程で死んでしまった私には、この後の結末が分からない。二人は結婚し、幸せだったと信じている。
だから私は黒田君押しで!
見れなかった二人の幸せを、今度こそこの目で見たい!
少し気になってる事がある。
同じクラスの小田 海斗、、、彼は、ロイド様じゃないのかな?
もしそうだとしたら、、、ああぁ、修羅場ってやつ?なんだか楽しくなってきたー!
とにかく!凛が一番幸せになるんなら、それでいいの!